時間帯や気候で変わる危険性を把握

防犯するなら通学路の危険を知ろう

子供が事件に巻き込まれるのは、大抵は通学路上です。通学路は安全なものだと思っている人も多いですが、実は危険が潜んでいる可能性があるのです。その理由は時間帯が関係しています。
通学路に限った話ではありませんが、道というものは時間帯によって大きく変化します。たとえば朝は人通りが多い道でも、夕方ごろになると人が少なくなるというのも珍しい話ではありません。安全か危険かは道そのものというよりも、時間によって変化する環境に左右されるというわけです。
さらに天候によっても通学路の安全性は変わってきます。雨が降っている日は自然と人通りも少なくなりますし、傘を差せば視界も普段より狭くなります。雨音によって足音も聞こえづらくなりますから、晴れの日よりも身に迫る危険に気づきにくいのです。
ですから子供の身の安全を考えるのであれば、親自身が通学路の危険性をしっかりと把握しておくことが大切です。防犯対策をするためには、まず何が危険なのかを知っておかないといけません。でないと対策のしようもないです。
危険な場所さえ分かっていれば、子供に言い含めることもできます。子供自身の防犯意識が高まれば、自ずと周囲を警戒するようになり、危険な目に遭う可能性も減ります。ですのでまずは通学路の危険な場所を見つけるところから始めましょう。

通学時に不測の事態が起こった場合の防犯

通学時の防犯では危険な目に遭わないようにはどうすれば良いのかを考えるのも大事ですが、万が一の事態が起きたときのことも考えたほうが良いです。防犯対策は危険な目に遭う確率を減らすことはできますが、だからといって絶対に安心だとは言い切れないものがあります。
ではどうすれば良いのか、その答えは簡単です。不審者に遭遇した場合に、助けを求められる場所を把握しておくのです。コンビニでも人の家でも構いません。助けてくれそうな人がいる場所がどこかを子供自身によく言い聞かせます。
最近は子供110番といって、子供の避難場所を地域ぐるみで提供するという活動も行われています。子供110番の家は基本的には普通の民家です。万が一のときには駆け込んでもいいとマークを掲げているため、一目見れば分かります。
とはいえ危機的状況下ではそうした冷静な判断をするのは難しいかもしれません。ですので前もって、子供110番の活動をしている家を子供に教えておくと良いでしょう。そもそも場所を知らなければ意味がありません。
他にも友人や知り合いの家など、万が一のときに助けを求められる場所を確保しておくことは大切です。家に逃げ込みさえすれば不審者も追ってはきませんから、もしものときのことを考えて、不審者に遭遇した場合の対処も子供に覚えさせましょう。